2009-07

米コメディに救われる

 先週末は久々に仕事に追われない休日で、素晴らしい解放感はあったものの、逆に何をしようか戸惑って無為な時間を過ごしまい、結局「セックスして〜」とかいう性的欲求に支配されている自分に気付いて久々に堕ちて、月曜から仕事の人にとって日曜の夜は厭うべきものなのは当たり前だけど、何だか先週の日曜は本当に思わず駄々をこねたくなる程、嫌で嫌でしょうがなくて、気分が無性にくさくさしてたまらなかったので、ここは思いっきり暗い映画でも観てとことん堕ちようと思ったら、案外そんな映画が手元になくて、“陰”と正反対の「Role Models」というアメリカ産コメディ映画を観たら、何か最高に面白くて、笑いまくって、心の中のモヤモヤはどこへやら!!

 学校を回って「ドラッグより栄養ドリンク!」とPRする30代のセールスマン、ダニーとホイラー。そんな毎日に嫌気が差したダニーは弁護士の彼女に結婚を申し込むもフラれ、さらに駐禁になってレッカーされた営業車を無理矢理運転して事故を起こしてしまう…。
 刑務所に行きたくない2人に残された道は、児童を相手にした社会奉仕活動をすること!ところが、ダニーの相手は「ロード・オブ・ザ・リング」「ナルニア」的なファンタジーの世界を再現した「ロールプレイング」に夢中のオタク、ホイラーの相手は放送禁止用語連発の超生意気な黒人の男の子だった!果たして2人の奉仕活動は上手くいくのか!?ってなストーリー。

 30代のダメ大人2人が問題児と付き合っていくうちに、自分自身も変わっていくというお約束のストーリー展開なんだが、2人の小学生みたいな掛け合いと情けな〜い姿、エロ男ホイラーの下ネタ、「ファンタジー・ロールプレイング」に夢中の人々の姿、ドラッグ中毒から抜け出して社会奉仕活動を取り仕切るちょっとイカれた女性リーダーの言動、あとホイラーのTシャツが日本語で「戦争はもう終わった」と書かれてたり、ホイラーと男の子が仲良くなるきっかけがKISSだったり、そのKISSが最後に驚くべき形となって登場したりとか、「これでもか!」という程の小ネタがふんだんに盛り込まれてて、それらがいちいち面白くて思わず笑ってしまうのだ!
 そんな感じで全編笑えるポイント満載ながら、最初こそ互いに嫌っていたダメ大人と問題児が徐々に打ち解け合って仲良くなっていく過程が凄く丁寧に描かれているので、両者の交流はなかなか感動的で心がほっこり温まる。

 ダメダメ男たちに扮するのは、「アメリカン・パイ」シリーズのショーン・ウィリアム・スコットと、「40歳の童貞男」のポール・ラッド。もう2人とも見事なハマり役で最高!それにしてもショーン・ウィリアム・スコットってエロが似合う男だわぁ…しかもいつの間にやら体つきもマッチョになってるし、決してカッコイイ訳じゃないけど、セクシャルアピールが凄くって、劇中で女たちが彼の罠にかかるのも納得(笑)、しかも全裸シーンもあって萌えた(笑)

 この作品、残念ながら日本未公開で 本当に勿体無いと思う。こんな良質なコメディってそうそうないでしょう…。8月にDVDが出るらしいのだが、付けられた邦題は「ぼくたちの奉仕活動」…って、何だかダサいよ…。

女性ヴォーカルにハマる

Death to the Pixies 1987-1991Death to the Pixies 1987-1991
(1997/10/07)
Pixies

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 「今夜はトーク・ハード」でPixiesの「Wave Of Mutilation」の割とゆったりめのアコースティックヴァージョンが流れてて、久々に(iPodに入れた事がないから、たぶん2年以上ぶり)Pixiesのベストを棚から引っ張り出して聴いたらかなり良くて、今もヘヴィロテ中。
 Pixiesは大学生の頃によく聴いてたもんだから、あの頃の感情が鮮烈に蘇ってきて、しかもあの時はフジロックで再結成ライヴを観て、今思えばあんなに激しいモッシュはその後も沢山ライヴ行ったけどなかったように思える程、客が縦横無尽に動き回って狂喜乱舞していたのが印象的で、背の低い女の子がイカツイ外人2人組に担がれ、モッシュの真っ只中へと放り投げられていた光景と一緒に思い出されて、うわぁもう懐かし〜い、の一言。

HandsHands
(2009/06/08)
Little Boots

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 たまたま最近自分が女性ヴォーカル系にハマってるのか、それとも女性アーティストが売れる時期なのか分からないけど、とにかく女性アーティストのばっか聴いてる。
 先週は「ポスト・マドンナ」と呼ばれるLittle Bootsを購入。「REMEDY」という曲で瞬殺されたんだけど、この曲はマドンナの「Hung Up」みたいな雰囲気もあり、80年代のシンセサウンドっぽかったり、どっかで聴いた事あるんだけど、サビの盛り上がり方がカッコ良すぎてヤラれた。
 
FantasiesFantasies
(2009/05/12)
Metric

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 あと昨日HMVで新譜が出た事を知って試聴したらめちゃかっこよかったMetric。HMVでは2000円以上したので買わなかったけど、今日iTunesストアで破格の900円だったので即購入。確か4 回くらい転調する1曲目だけでもうお腹一杯、とにかく展開がカッコ良くて、どこか切なさもありつつ…。全編、脳天にガツンと来る直球ロックンロールなんだけど、自分が苦手な類の“熱すぎる”事もなく、ちょうど良い温度で聴ける感じ。

La RouxLa Roux
(2009/07/07)
La Roux

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 そしてもうすぐ出るLa Rouxの1stアルバム!シングルは我慢できずに購入しちゃったけど、アルバムはどうなるのかなぁ…。クールな髪型とファッション、中性的なルックスが妙に魅力的。

今夜はトーク・ハード

 「自分で絶対観たい」と書いたら、居ても立ってもいられなくて、渋谷のツタヤに行ったら、さすが都内一?スクランブル交差点のど真ん中に君臨するビルの地下2階〜5階を占領しているのだから、あったさ、あったさ、まずはビデオの「今夜はトーク・ハード」。

 郊外の管理的な高校に馴染めない少年マークが、毎夜10時に家の地下室を使って“DJハリー”として電波ジャック!学校ではメガネかけてオタクっぽくて目立たない彼が、夜には海賊ラジオでオナニーするふりをしてリスナーを楽しませたり、不適切な処置をした生活指導の先生に直接電話したり、同級生からの悩みに対して等身大のメッセージを送ったりして大変身!
 この作品はまずマークとハリーの二面性を見事に表現した主演クリスチャン・スレーターの存在感が凄い!スレーターの代表作「トゥルー・ロマンス」と比にならない程カッコ良くてオーラが半端ねぇ!今ではスレーターはB級作品のイメージが強くて随分と落ちぶれてしまったけれど、20代の彼はこんなにも輝いていた…。ロバート・ダウニー・Jrやミッキー・ロークみたいにカムバックしてくれ!
 
 …っと、話が脱線したけど、スレーター演じるDJハリーのトークは本当に魅力的で、10代じゃなくても心に響く所が一杯あると思う。マークと同様、規則に縛られた学校生活に鬱屈としている同級生たちが、ハリー(マーク)の言葉に触発されて、学校の体制に立ち向かっていく様子が何とも感動的で涙が出そうになるよぉ…。特にラストでメガネをサッと外して、あのキメ台詞を言うところは鳥肌が立った…。結局1回では足りず2回観てしまった。

 トークも最高だし、体はムキムキで美しいし、オーラは半端ないし、はい、認めます…スクリーンの中のクリスチャン・スレーターに恋しました…。笑 

 そして一緒に借りたのが「ヘザース/ベロニカの熱い日」(1989)。こちらもスレーターが出てて、ウィノナ・ライダーと共演している。

 学園のお嬢様グループ“ヘザース”にいじめられているベロニカ(ウィノナ)が反逆的な高校生J.D.(スレーター)と出会い、“ヘザース”のトップに君臨する女王やジョックスたちを自殺に見せかけて殺害していくという超シニカルなブラック・コメディ。コレはコロンバイン高校の乱射事件が起こってしまった後に観たから、シリアスなストーリーを皮肉って描いてるんだけど、全く笑えないっちゅうか、アメリカの高校の階級社会に対して色々と考えさせられる点が多く、特に事件を予見していたかの様なラストのJ.D.の台詞や行動には身震いがする…。ラストはかすかな希望を感じさせていたけれども。
 スレイターはここでは狂気と陰鬱さが漂う高校生を熱演。ウィノナ・ライダーもやはりこの頃は輝いているなぁ…。

またまた待ちきれなくて…

ハイスクールU.S.A.―アメリカ学園映画のすべてハイスクールU.S.A.―アメリカ学園映画のすべて
(2006/11)
長谷川 町蔵山崎 まどか

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 去年「アメリカン・ティーン」という青春映画の新たな名作が誕生したのだが、その劇場公開時にちょっとしたコラムを書くために買った本がコレ。とにかく作り手2人のアメリカ学園映画に対する愛が伝わってくる正に一家に一冊な名書なのだが、「待ちきれなくて」の存在もここで知ったのだった。
 本書の中では「学園映画における集団劇の到達点」と評される「待ちきれなくて」だが、正にその通りじゃないんだろうか、ジョン・ヒューズという偉人が残した学園青春映画の金字塔を超えるものは現れないにしろ、「待ちきれなくて」は90年代の学園青春映画の代表作No.1に間違いないと思ったら、今レンタル中なんだけど、もう一回観てしまいそうだし、いつでも観られるようにDVDも手元に欲しいなぁなんて思う…。

 そういえば「待ちきれなくて」は笑えるシーンが一杯なんだけど、一番笑ったのが、運動部のモテモテ男マイクと、彼の友達であるジョックスたちとのやり取り。
 マイクは大学で遊びたい為にジェニファー・ラブ・ヒューイット扮する絶世の美女アマンダと別れるのだが、友人たちにも今彼らが付き合っている彼女と別れる事を推奨して、夏に一緒に遊ぶ約束をするのね、だけどパーティーでヤツらは別れる気配が全くなくて、彼女とイチャイチャしているので、怒ったマイクが問いただした時に、彼らが吐いた「だって彼女パール・ジャムのチケットくれたんだぜ!良い席なんだ!」という台詞に腹がよじれるほど大爆笑。しかもそのライヴ日程がマイクが一緒に遊ぼうと誘った8月っちゅうのも噴飯物。さらに途方に暮れるマイクの前に、イケメンの先輩が現れて「大学で遊べると思って彼女と別れたけど、大学の女は違うんだ!お前も付き合ってる彼女と別れるな!」と忠告するのね、それでマイクは「しまった!」と思って急いでアマンダとヨリを戻そうとするのだが、見事撃沈してみんなの笑いものに…という下りにも密かにガッツポーズ。作り手は絶対ジョックスに恨みを持ってるはず。笑
 あぁ親の居ぬ間にホームパーティー…いいなぁ…って18歳の特権だけどね。

チアーズ! [DVD]チアーズ! [DVD]
(2002/02/21)
キルステン・ダンストジェシー・ブラッドフォード

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ミーン・ガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]ミーン・ガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
(2005/10/21)
リンジー・ローハンレイチェル・マクアダムス

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 で、また書き忘れたのが「チアーズ!」と「ミーン・ガールズ」!!
 「チアーズ!」なんてスポ根ものだと思って敬遠してたら、全然マッチョじゃなくてむしろゲイゲイしかった!?チアリーディングのシーンは否応なしにテンション上がるし、キルスティン・ダンストが駄作「ヴァージンスーサイズ」なんて比じゃないほどの可愛さ全開で、今まで彼女に注目してなかったんだけど、こんなに素敵だったんだって!!冴えないようでどこか甘〜いマスクを持っているキルスティンの彼氏や彼女に恋する男の子とかも素敵だし、ラストの結果も何だかハリウッドらしくなくて良かったし、ネチネチしてるけど男よりは精神年齢が高いからさっぱりしてる女の友情は気持ち良いもんだ。
 「ミーン・ガールズ」はバイセクシュアルやら飲酒やら色々とお騒がせのスター、リンジー・ローハン主演!コレもリンジーが超可愛いの!!あのホクロも愛らしいし。女子の怖い友情のお話が作品の軸だけど、食堂を舞台にした「冴えないアジア系」「イケてるアジア系」とか様々な階級の見せ方は見事だったし、奇麗事だけじゃなくしっかりと本質を描いていて共感が持てるのだ。
 で、「チアーズ!」ではチアリーディング部の男の子、「ミーン・ガールズ」ではリンジーと最初に仲良くなるビアンっぽいゴスっ子の友達がゲイで、脇役でも何気にゲイにスポットライトを当てている所が、アメリカ学園映画の懐の深さを感じさせるのだった…。

The FameThe Fame
(2008/12/08)
Lady GaGa

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 LADY GAGAは勿論気になっていた存在なのだが、サマソニ金曜日出演でうわぁ絶対観れんじゃんって思ってたら先日土曜日に変更になったと知って、じゃぁ観られるじゃん!って事で、今日プラシーボの新譜(国内盤だけど我慢できなかった…)、殆どファンの義理の意味で手にしたマニックスの新譜(アルビニプロデュースで音はゴリゴリしてカッコ良いけど、メロディが際立っていないんだもん…)と一緒にデビューアルバムを購入。
 新たなゲイアイコンの誕生かしらね…この煌びやかさは思わずニヤリです。

映画に胸キュン

待ちきれなくて・・・ [DVD]待ちきれなくて・・・ [DVD]
(2009/08/05)
ジェニファー・ラブ・ヒューイットイーサン・エンブリー

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 学園青春映画を今年はとにかくたくさん観ようと思っているのだけれど、今日は1998年の「待ちきれなくて…」がとっても面白くて、胸キュンだったので、書き留めておこうと思う。
 卒業式の夜に、ある生徒の家で開かれたパーティ…。主人公ブレストンは学園一の美女アマンダに告白しようと決め、運動部のモテモテの男マイクは彼女と付き合っていたが、大学で遊びたいがためにフッて、他の女の子と遊ぼうと企み、理系オタクのウィリアムは数々の危害を与えられたマイクに復讐を誓い、ラッパーになりきれていないスラッカー(遊び人)のケニーは女の子と初体験を済ませようと躍起し…といった具合に、さまざまな思いを抱えたティーンたちの一夜はどうなる?ってな単純な話なんだが、アメリカならではのホームパーティーの様子はとっても楽しそうでテンション上がるし、奇跡的と思えるくらい登場するキャラが全員際立っていて、惹き付けられる。群像劇って、キャラが薄くて、名前を覚え切る前に話が進んでしまって観るに耐えなかったり、それぞれのストーリーがつまらんっつう最悪な事もあるが、この作品はんなこたぁなく、かなり上手い。メインキャラ以外にも、卒業アルバムに生徒全員のサインを貰おうとする学校愛好家の女子とか、いかにも冴えないボンクラのウィリアムの取り巻きとか、フラれたアマンダを皮肉交じりに慰める女友達とか、あー居る居るこういうの!、と思えるようなキャラが一杯登場するので飽きない。
 キャスティングも良くって、美女アマンダ役のジェニファー・ラブ・ヒューイットはもう言うまでもなく超可愛いし、主人公ブレストン役のイーサン・エンブリーも、何か冴えない感じはするんだけど、タレ目&タレ眉で結構可愛いのだ…。笑 まぁ何より主人公とアマンダの恋の行方に胸キュンでっさ。

プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角
(2008/09/26)
モリー・リングウォルドハリー・ディーン・スタントン

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 そういえば「プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角」も面白かったなぁ、と思って書こうと思ったんだけど、何か観てからしばらく経つと、必死に記憶を甦らせないといけないので、フレッシュな感情を書き留めるのは難しい…。
 まぁこの作品も胸キュンな瞬間が一杯で、古着を組み合わせて独自のファッションに身を包むという、ちょっとはみ出し系の女の子が主人公で、この子が父親と2人で暮らしてるんだけど、父親は無職なのね、それでレコード屋で働いてるっつう設定でさ、とにかく良い子なのよね、それでファッションも80年代!って感じで超素敵で思わず真似したくなっちゃうの。それでその子が学校のイケてるグループの男の子と付き合い始めるんだけど、彼の友達が「あんな変な女の子と付き合うなら友情の縁を切る」とか言っちゃうのね、高校生ならではの馬鹿馬鹿しさというか、キッチリとした階級社会で成り立っているアメリカ(まぁ日本も多少はあるけど)特有のものというか、まぁそんな感じで、彼が友情を捨ててまで彼女を選ぶか否かっていうお話。この映画って音楽がとにかく素晴らしいの。80年代のキラキラの音楽満載で、特にニューオーダーがかかるシーンなんて、とろけそうになっちゃう!!

 まぁ何でこんなに学園映画が好きかっつうと、やっぱ単純に映画の中で青春をもう一度生き直したいのよね。周りを見渡せば男と女で惚れた腫れたやってる時に、自分はセクシュアリティがたぶんゲイだと認識し始めて、クラスメイトとかに惹かれるんだけど、結局それは実らないからさ、高校生が経験する人並みの青春っていうのは知らない訳よね、まぁ恋が青春のすべてじゃないけど、その要素って結構大きくない??
 だから胸キュンな瞬間がいっぱいのアメリカの青春映画は楽しいんだよ。たぶん作ってる人自身も学生時代は絶対イケてるグループに属していなくて、もう一度学園生活をやり直したい…という思いで学園青春映画を撮っているはず。6段階くらいの階級制社会で身分がそれだけ細分化されていると、上の人は上に行くし、下の人はホント落ちぶれるから、落ちぶれた人が映画へと向かうエネルギーっつうのがは日本よりかなり強いのかもしれん。だからか知らんが、日本の青春映画は全然観る気がおきないのが多い…。

ジャイアンツ [DVD]ジャイアンツ [DVD]
(2003/09/05)
ジェームス・ディーンエリザベス・テーラー

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 胸キュンで思い出した1作「ジャイアンツ」は、広大なテキサスの自然を舞台にした30年に渡る大河ドラマ。何が胸キュンかと言うと、まさにセックス・シンボルってな感じで、いやらしい匂いをプンプンさせる色男ロック・ハドソンが妻に向かって甘い声で「ハニー」と囁く瞬間なのだ…。現実世界で「ハニー」って呼ばれる事ってなかなかねぇな…そういえば。
 って…肝心の映画だけど、尺が3時間あるのに普通に退屈せずに観られたのは結構凄い。クリント・イーストウッドの西部劇に出てきそうな「アメリカ!」ってな感じの広大な自然は観ていてスカッとするし、ジェームス・ディーンが20代から50代(おそらく)までを巧みに演じていて、本作は彼の遺作なんだけど、彼がもし生きていたらどんな役者になっていたのだろう…とちょっと残念に思う。

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プロフィール

Author:ささくれ.
名古屋から上京して編集、ライター紛いの仕事に就き、早1年。
音楽、映画、お酒が大好き。

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